モンブラン ボールペン ヘリテイジコレクション ルージュ・エ・ノワール スペシャルエディション コーラル

モンブランの特別モデル「ヘリテイジコレクション ルージュ・エ・ノワール」のボールペンです。

万年筆の素晴らしさは、以前のブログで書かせていただきました。

今回はボールペンです。

まず、全体を見てください。

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小ぶりです。

短いです。全長が126mmくらいしかありません。

普通のボールペンが148mmくらいなので、20mmも短いです。

 

しかし、特筆すべきなのは、持ちやすいのです。

持つ人の手の大きさにも左右されると思いますが、持ったときに親指と人差し指の間に、このボールペンのヘッドが丁度収まるのです。

しかも、見ての通り、ヘッド周りに蛇が巻き付いているので重さがあります。その重さが親指と人差し指の間に掛かるので、安定するのです。

また、自重も35gくらいあるので、ずっしりしており、これが適度に安定感を作り出しているのです。

モンブランのボールペンで小ぶりというと「マイスターシュテュック116モーツァルト」でしょう。以前はこれも使用していたのですが、全長103mmくらいで自重が13gなので、まったく別物の書き味です。

モーツァルトは短くて軽いのでペンが暴れるように走っていきます。

ヘリテイジコレクション ルージュ・エ・ノワールは、落ち着いて書くことができます。もちろん、小ぶりなのでペン先を素早く走らせることも得意です。

 

「安定して持つことができ、落ち着いて書けるのに、振り回せる」

 

なかなか無二なボールペンではないかと思っています。

 

でも、見た目の好みは分かれますよね。

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何と言ってもこの「蛇」。

もう嫌いな人は嫌いでしょう。

でも、結構いいんです。

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そして、このホワイトスター。大きくて少しクリーム色。インパクトあります。

 

見た目さえ気に入れば、書き味は最高です。

いままで使用したボールペンである、「montblanc 116 / ダニエル・デフォー」「pelikanK400」「aurora リフレッシ・ソリッドシルバー」「parker ソネット」「delta ドルチェビータ マスターピース オーロ」の中では、1-2を争うほどの書きやすさです。でも一番はドルチェビータ マスターピースが書きやすかったです。

結構癖のあるボールペンもあるので、かなり主観が強いですね。

でも、「ヘリテイジコレクション ルージュ・エ・ノワール ボールペン」書きやすいと思います。

 

あまり人気がないようで、まだ入手可能です。試しにいかがでしょうか。